■Fritz Hansen新作チェア|Pair Chair

 

■モダンなスタイルと自己表現を融合したフリッツ・ハンセンの新作スタッキングチェア

フリッツ・ハンセンは、今年の「オルガテック」 ケルン国際オフィス家具見本市で新作のペアチェアを先行発表し、時代を超越するデザインの名作を揃えた類稀なるラインナップに全く新しいスタッキングチェアという選択肢を加えます。

 

大胆な印象の細部まで洗練されたミニマルなデザインには、フリッツ・ハンセンの特徴であるモダンな美学が貫かれています。ロンドンに拠点を置くデザイン事務所Layerの創設者である英国人デザイナーのベンジャミン・ヒューバートは、彫刻のようなこの新しいチェアによって、長く愛され続けるデザインと構造を持つスタッキングチェアを製造してきたフリッツ・ハンセンの長きにわたる成功の物語に新たな一章を開きます。

 

■フリッツ・ハンセンとベンジャミン・ヒューバート

ペアチェアは、受賞歴のある若手デザイナーのベンジャミン・ヒューバートとフリッツ・ハンセンの初めてのコラボレーションから生まれました。3年間の開発期間で30種類以上の試作品が開発されましたが、そこには時の試練に耐えるデザインを生み出すことに注力し、取り組み続けてきたフリッツ・ハンセンの姿勢が反映されています。フリッツ・ハンセンのデザイン部門の責任者を務めるクリスチャン・アンドレセンは、次のように述べています。「ベンジャミンは、感情に強く訴える物語を持つ全く新しい、それでいてフリッツ・ハンセンのDNAを受け継いだ製品を作り出し、私たちに刺激を与えてくれました。私たちは、現代的なコレクションを拡大し、スタッキングチェアの名作コレクションを追加したいと考えていました。ペアチェアで市場のニーズに応えられればと思います。異なるカラーで製造できる製品は数多くありますが、ペアチェアのように多様な印象を持つ製品はほとんどありません」

 

■正反対のものが引かれ合い、一つになる愛の物語

ペアチェアは、さまざまなバリエーションを持つ構成要素の集まりとしてデザインされており、一つの製品でどんなインテリアにも対応します。病院でリラックスできる環境を作る、レストランのインテリアを遊び心のあるカリスマ的な雰囲気に仕上げる、必要な機能性と衛生基準を提供しながら、社員食堂にさりげなく溶け込むなど、簡単にその姿を変化させ、あらゆる役割を果たします。

 

ペアチェアは、長年にわたる知識、品質保証、デザインと素材の新たなビジョンの集大成であり、その名前は、伝統的な素材と現代的な素材をこれまでにない大胆な方法で無限に組み合わせることができるということを示しています。

 

■スチーム曲げ合板を駆使

1952年にアルネ・ヤコブセンは、フリッツ・ハンセン初のスタッキングチェアであるアリンコチェアをデザインしました。その発表以来、フリッツ・ハンセンは他に先駆けてプレス成形合板を活用し、流れるような幾何学的イメージを強く打ち出してきました。ペアチェアには、そのミッドセンチュリーのデザインが採用され、生かされています。

 

伝統的な合板のシートシェルに射出成形ポリカーボネートの背もたれを組み合わせ、古さと新しさの興味深い相互作用を引き出しています。背もたれは10%の透明度で成形することにより、プラスチック素材にガラスのような性質を持たせています。素材を他に類を見ないモダンなフォルムに変化させるというフリッツ・ハンセンの長きにわたる伝統を受け継ぎ、セブンチェアやアリンコチェアと同じく9層のスチーム曲げ合板技術を製造工程に取り入れています。

 

 

 

 

■ベンジャミン・ヒューバート

ペアチェアのデザイナーであるベンジャミン・ヒューバートは、ロンドンを拠点とするデザイン事務所Layerの創設者です。Layerは戦略的な工業デザイン事務所として、革新的なブランドと提携し、現在における未来の需要に応える製品をザインしています。ペアチェアについて、ヒューバートは「市場では個性と使用する環境のニーズに合わせて特別に作られた製品がますます注目されています。このチェアは、そのような市場の需要に対応する柔軟なソリューションへのニーズを象徴しています」と述べています。

 

ベンジャミン・ヒューバートは、2006年にラフバラー大学を卒業し、工業デザインおよびテクノロジーの学位を取得しました。彼が手掛けたデザインの多くは、国際的なデザイン展に展示され、デザイン・インデックス・アワード2015、エル・デコレーション・ブリティッシュ・デザイン・アワード2013のデザイナー・オブ・ザ・イヤー・アワード、レッド・ドット・プロダクト・デザイン・アワード2012、エル・デコレーション・ブリティッシュ・デザイン・アワード2010のデザイン・オブ・ザ・イヤーをはじめとする多数の賞を受賞しています。